男性の方で排尿後に、わずかな尿が遅れて垂れてきて下着が濡れたという経験はないだろうか。尿失禁と勘違いされることが多いのだが、正確には“排尿後尿滴下”という。
骨盤の底を支える筋肉のひとつである球海綿体筋、その機能が低下して外尿道内にわずかに尿が残った状態である。男根の先を下に向けて、男根裏側の根っこから先に向けて優しくしぼり出すという技を知ると下着が濡れなくなる。
尿失禁について
思いもかけず尿が漏れてしまう尿失禁、60歳以上の女性に多いとされる。外出もままならず行動が制限され、自尊心は傷つき自信もなくなり、ひいては引きこもりにつながる。尿失禁の予防を中心にまとめた。
尿失禁のチェックリスト
1.高齢/肥満/多産婦である。
2.切迫、頻尿、少量しか出ない。
3.抑制が効かず、漏れてしまう。
4.尿意がない。
どれか一つでもあれば要注意。
改善のポイント
1.排尿に関わる筋肉の負担や老化を抑える。
2.泌尿器科医師に相談する。
3.生活環境を見直す。
(1)食生活
(2)トイレまでのアクセス
4.排尿に関するパターンを把握する。
(1)排尿パターン
(2)畜尿パターン
対処法
1.骨盤底筋群の負担と老化を抑える。
(1)体重を減らして、骨盤底を支える筋肉への負担を減らす。
(2)骨盤底筋群の訓練https://www.youtube.com/watch?v=IZoPjnRPuFk&t=1s
2.泌尿器科を受診する。
(1)膀胱のイライラを抑える薬が必要かも。
(2)膀胱に悪影響を及ぼす薬があれば、処方薬の見直しが必要かも。
3.生活環境の見直し
(1)適正な量の水分をとり、アルコールやカフェインもとりすぎないよう留意する。
夜間の飲水は控える。
(2)トイレまでの距離を短く・通路の照明を明るく・着脱しやすい衣服を心がける。
4.排尿に関するパターンの把握
(1)定期的に排尿を促し、排尿日誌(排尿時刻,1回排尿量,尿失禁時刻)を3日間記録する。
(2)畜尿モニターDFreeを試す。https://www.youtube.com/channel/UCyDpQWHnA9pCbZMI3jRdrSg
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